私たちについて

ご挨拶

このたびは、弊社ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

皆さまは、福祉用具に関連する事故が、年間どれほど発生しているかご存じでしょうか。
私たちは、そのような事故を少しでも減らし、高齢者の方々が安心して暮らせる環境を提供したいという思いから、設立いたしました。

私は24年間にわたり、福祉用具メーカーに在籍し、商品開発・品質管理・福祉用具の基準策定に深く携わってまいりました。また、製品開発のプロセス全般において、市場調査、企画立案、デザイン、設計、評価基準の策定、量産化プロセスの管理など、あらゆる工程で課題解決に取り組んできた経験を有しています。

福祉用具メーカーでは開発責任者として多くの商品開発に携わってまいりました。当初は、自分たちの視点を優先し、多機能な商品を追求していましたが、市場の声に耳を傾ける中で、利用者目線が欠けていたことに気付かされました。利用者である高齢者が本当に必要としているのは、「機能の多さ」ではなく、「シンプルな操作性」と「確かな安全性」を備えた製品であることを深く学びました。

社外活動では、一般社団法人日本福祉用具・生活支援用具協会において部会長を務める中で、福祉用具に関するJIS（日本産業規格）およびISO（国際標準化機構）の基準策定に携わるとともに、注意喚起リーフレットの制作や業界向けセミナーの講師などを通じ、業界全体の安全性向上に寄与してきました。

一方で、企業経営の領域では、法務および知的財産分野を中心に、コンプライアンスおよびリスク管理、株主総会の運営・司会など、会社の信頼基盤を支える業務に従事してまいりました。
法律面と組織面の両側から事業を捉え、事業リスクを未然に防ぐためのアプローチを培ってきた経験は、製品だけでなく、事業そのものの安全と信頼を守るうえで欠かせない視点であると考えております。

私たちは、これまでの経験と専門知識を活かし、「人々の未来へのプラスのために」をテーマに、福祉・介護業界に特化したサービスを提供いたします。高齢者の皆さまがより安全で快適な、笑顔あふれる生活を送れるよう、これからも努力を惜しまず取り組んでまいります。

株式会社ビーモアプラス
代表取締役 木根 正裕